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17.4.11

Xcodeで、frameworkとstatic libraryとdynamic libraryを作る方法。alutの例。


ソースを取ってきてコンパイルしてライブラリを作成する場合、
$./configure -[オプション]
$make
$sudo make install
などとコンパイルする方法が用意されているが、frameworkや32bit用または64bit用スタティックライブラリ、ダイナミックライブラリを作成したい時にはXcodeでコンパイルすると楽。
付属のMakefileでコンパイルするとSnow Leopardだと自動的に64bitになるから厄介。

今回は、OpenALのalutライブラリ作成を例に行う。

まずは、frameworkの作成。
これはメモてきなあれと,日記てきなあれ.さん、参照。
これで、をインクルードしたmain.cppが
$g++ -m32 main.cpp -framework OpenAL -framework ALUT
でも、
$g++ -m64 main.cpp -framework OpenAL -framework ALUT
でも、コンパイルが通るはず。

static library, dynamic library作成は、上と同様にして、
Xcodeのプロジェクトで、BSD C Libraryをstaticまたはdynamicにして
32bitならi386、64bitならx86_64を指定してリリースをビルド。
出来上がった、
libalut.a、libalut.dylibを
/usr/local/lib/
に移動すればよい。
これで、
$g++ -m32 main.cpp -framework OpenAL -lalut
と、
$g++ -m64 main.cpp -framework OpenAL -lalut
でコンパイルが通るようになる。

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